美術大学に行きたい!美大受験に対する不安や様々な問題について

 こんにちは!私は現在いわゆる東京藝術大学含める美術系大学トップ3に入る某美術大学に通っています。

 美術大学を目指したいけどどうすればいいかわからない人不安でなかなか踏み出せない人のために美大受験の内部事情について詳しく解説していきます!

 

美大受験したいけど不安で踏み出せない     視線が怖い人のイラスト | かわいいフリー素材集 いらすとや

 美大受験を躊躇している人の理由で、昔から絵を描いたり物を作ったり美術作品に関心があるけど腕には全然自信がないし自分の作品を人に見られるのが恥ずかしい!やもう高校2年生だけど今からじゃもう遅いかな、、、などの不安があると思います。

 結論から言うとこれらの不安は全く持つ必要はありません!

 実際私も高校2年生の春季講習から美術予備校に通い始め自分の作品が大勢の講師や生徒たちに見られることが不安で仕方ありませんでした。

 ですが実際に通ってみて初めは緊張でどうにかなりそうでしたが毎日通っているうちに段々と緊張も解け、結局慣れてしまえばなんてことはありませんでした。高校2年生からでも全く遅くはなく、3年生から入ってくる人もいるくらいです。きちんと集中して課題に取り組めば必ずメキメキと実力も上がっていくので是非安心して美術予備校に通ってみてください。

2美術予備校の内部の流れ

 私が通っていた美術予備校は自分が余程志望する科(彫刻学科や油絵学科のこと)がない限り基礎科と言うところで学ぶことになります。ここは絵具の課題や粘土の課題のど様々な科の課題に取り組み、自分の目指したい科を決めるためのものです。私は1年ほどここで学び、高校2年生の冬から彫刻学科の教室に移動しました。

 これは私の彫刻学科で経験した物なので参考までに。学校に通っている間は夜間部という割り当てで17:30~20:30の1日3時間で大体2日間で1つの作品を作ります。(本番の試験時間が6時間のため)その後高校が受験休み期間に入ったら浪人生に混じり昼間部に移動します。そこでは9:00~4:00の1時間休憩を挟んだ6時間で1日1つのペースで作品を作ります。

 作品が作り終わると講評というものがあります。全員自分の作品を教室の壁に立てかけ講師陣に1つ1つ取り上げ文字通り講評していただけます。時に厳しいことも言われますが真摯に取り組んでいれば基本的に優しく教えてくださるので安心してください。

  f:id:takerunomikoto2:20210615232030j:plain←講評でデッサンを前に並べたもの

3大学の種類やどの学科がいいかわからない

 実際予備校に通っている生徒でも、目指している大学や学科が明確に決まっていない人は結構います。私は大学の種類もろくに知りませんでした。

 美術予備校にももちろん面談が定期的にあるのでそこでなんとなくの将来像や興味あることなどを相談すれば、それにあった大学や学科を教えてくれるので詳しくないということは全くもって大丈夫です!

4まとめ                         

 自分には才能がないと思っている人も時間はかかりますが真面目に真摯に練習すれば必ず実力は上がっていきます。これを読んでもまだまだ不安なことはあると思いますが、美大に通いたいと思っている人は是非勇気を持ってトライしてみてください!

                            男性サポーターのイラスト(サッカー) | かわいいフリー素材集 いらすとや